博古堂 for A&S

香合(大)

¥77,000 JPY

鎌倉時代に中国から禅宗とともに伝えられた彫漆を起源とする「鎌倉彫」をいまに伝える博古堂の香合(大サイズ)。香合とは茶道具の一種であり、香を収納する蓋付きの小さな容器のこと。茶室に集まる人の精神、茶室を清める意味で使用される。香合としてはもちろん、日常の小物入れとしての用途も想定し、通常内側は光沢仕上げのところ、A&Sではマット仕上げで別注。木地は北海道産の桂を使用。職人による大胆かつ繊細な彫刻は、漆を塗ることで表情が加えられ、使い込むにつれ、上塗りの漆が磨り減り、中塗りの黒漆がみえてきて味わい深さを増す。


黒(刃華)は中心から八方に刀痕を華に見立てて彫り込んだ錫蒔き仕上げ。あずき(刃痕)は鎌倉彫の特徴のひとつである意識的に地に彫り跡を残した仕上げで、博古堂オリジナルにはないA&S別注。不思議と手にすっと馴染む触感。


【博古堂(はっこどう)】代々仏師を業としてきた博古堂当主である後藤家。明治維新の頃、時代の流れとともに鎌倉彫へ移行し、その藝術性の高さから、パリ万博を始めとする各国の博覧会で賞を受賞。文化人、著名人からも評され、明治の初期に現在の鶴岡八幡宮前に店を構える。仏師を始めとする先祖からの伝統的な技とかたちを受け継ぎ、現代にも沿う、博古堂の「かたち」を作り続けている。漆は酸、アルカリ、油、高温などにも強く、万能の塗料といっても過言ではありません。


※お使いいただくことで美しく発色し、手擦れた味が増していきます。