炭焼き職人でもある竹細工作家の下本一歩による、竹の節をいかしてデザインされたトング。竹のしなやかな特性を活かした掴みやすいトング。掴み箇所は波形に削ってあり、滑りにくくなっている。炭窯で燻されることで独特な表情を見せる。金物にはない温もりがあり、やさしく手に馴染む。調理用や料理の取り分けなどで活躍。小は手が小さな方でも使いやすいサイズ感で、中は料理の取り分けにちょうど良く、大はパンなどの比較的大きなものを掴むのに便利なサイズ感。

【下本一歩】炭焼き職人、竹細工作家。1978年、高知県生まれ。2001年に地元高知県の旧鏡村に炭窯を構え、炭焼きの傍ら竹を用いた日用品の制作を始める。素朴で温かみのある竹細工は、全て炭窯で燻されているので、独特な色味に仕上がっている。しなやかで強く、奥深い竹の魅力を再発見したいと、日々ものづくりに勤しむ。